7月1日(月)
■テディベア・ウィルスにご注意■

知り合いの女性からの電話。
「パソコンの調子の悪い原因が分かったの。友達からのメールで分かったの。テディベア・ウィルスって知ってる?」
「いや、知らない」
少し気後れしながら僕は答えた。すると、彼女は言った。
「ウィルスチェックソフトも、通用しないらしいわ。参考までにその友達からのメールを送ってあげるわ」
感謝の気持ちを伝えて僕は電話を切った。
しかし・・・何かが引っかかる。すべてはそのメールを見てからでないとなんとも言えないのだが。

そのメールには、こう書かれていた。分かりやすく、緑色にしておこう。

今日知り合いからウイルス感染のメールがきていました。
>  下記の通り検索した結果、
>  うちのパソコンにもテディーベアが見つかりました。
>   ご迷惑をおかけしますが、下記の通り削除した後、
>   発見されれば下記の文章をアドレスブックに記載されて いるす
> べての人に転送してください。
>
>  本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません。
>   よろしくお願い致します。
>
>  テディーベア―ウイルスに感染している
>  可能性がありますので下記の方法で駆除して
>  いただきますようお願いいたします。
>   ウイルスは電子メールを送付したかどうかにかかわらず アドレ
> ス帳に登録さている全てのアドレスに感染するそ うです。
>
>  ウイルスはjdbgmgr.exeという名前で
>  14日間静かにしていて14日後にシステムを
>  破壊するそうです。
>
> > > 以下駆除方法です。
>
>  ノートンやMCAfeeのワクチンソフトでは検出できませ  ん。
>   メッセンジャーを通して自動的にアドレスブックにある
>   アドレスに送付されます。
>  私も下記の要領で調べましたところ、感染していました ので削
> 除しました。
>  恐れ入りますが下記の要領でプログラムの存在を発見  し・削
> 除し アドレスブックに記載されている人全てに警 告してくださ
> い。
>
>  1.画面下のスタートをクリックし
>   検索からファイルやフォルダをクリックして下さい。
>
>  2.検索するファイル名としてjdbgmgr.exeと書きます。 
>  3.ドライブCを検索してください。
>
>  4.「検索」をクリックします。
>
>  5.ウィルスにはjdbgmgr.exeのファイル名の頭にテディ   
> ベアのアイコンがついています。
>    絶対に開けないようにしてください!
>
>   6.右クリックして削除。ゴミ箱に入れます。
>     右クリックが効かない時はドラッグしてゴミ箱     へ
> 。
>
>  7.ゴミ箱をクリックしてそこでも削除してください。
>     ウィルスが発見された場合は必ず
>     アドレスブックに記載されている人全ててに連絡し  
 てください。
>     (マックのパソコンには関係ないと思うのですが     
> …)貴方様も直ぐにお調べ下さい。
>
>    (ウィルスが発見された場合は必ずアドレスブック    
> に記載されている人全てに連絡してください。
>      この文章をコピーして送って頂くといいでしょ     
> う。)
>
>
>   お手数をかけますが何卒よろしくお願いいたします。


以上が、メールの全文です。
文章の左にある>は、引用を示す記号なので、気にしないでください。

僕は、早速、dbgmgr.exe というキーワードで検索を開始した。その結果、とんでもない事実が発覚した!!

このウィルスは存在しないのだ!つまり、デマ情報だったのだ!
一種のチェーンメールである。不幸の手紙メール版といったところか。
dbgmgr.exeというファイルも、Windowsパソコンには、必ず存在するのだ。だから削除もしないこと。
以下に、詳しい情報のあるサイトを紹介する。

マイクロソフト→こちら
シマンテック(ノートンアンチウィルス)→こちら
トレンドマイクロ(ウィルスバスター)→こちら
情報処理振興事業協会→こちら

しかし、人の善意を踏みにじるようなこの種のデマウィルスを作る人間は、いつか地獄に落ちるだろう。
僕は、すぐに彼女に連絡をした。みなさんも、ご注意を。
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