11月19日(火)
■物理の世界も面白い・・・■

さて、気分に任せて文庫本を読んだ。「『量子論』を楽しむ本」(佐藤勝彦監修 PHP文庫 540円)だ。

「相対性理論とともに、現代物理学のもうひとつの柱といえる『量子論』。人間の構造・進化から宇宙の始まりまで、あらゆる現象を解明するとされるこの物理法則は、我々に未知の世界を垣間見せてくれる。云々」
と解説に書いてあるのだが、まあ、難しいことは、斜め読みでいいや、なんとなく知的刺激を与えれくれれば、くらいの気持ちで読み始めた。すると、結構、分かりやすく書いてあったので、読破してしまった。
まあ、念のため、断っておくが、読破したことと、内容を理解したということは、全く、そうまったく別物である。内容については、ほとんど分かってませ〜〜ん・・・

ただ、面白かったのは、物理の法則も学者の独創的なアイデアによって作られているということ。量子論も、あまりにミクロな世界を扱っていることと、観測不能な世界を対象にしているので、事実は原則的に誰にも分からないそうだ。なんというすごい世界というか、法則なのだが、それでも、この理論なり法則で現象を説明できるので、それは、有効なのである。

ここがまた面白い。つまり、現実をうまく説明できる言葉なり概念が「法則」と呼ばれるのだ。決して、法則ははじめから厳然と存在しているのではない。法則は、発見するものではなく、発明されるものなのだ。

アインシュタインも、この量子論については、批判的だった。詳細は割愛するが、つまりは、この量子論は、まだ不完全な発明だといいたかったらしい。もっと、正確で明快な法則が発明されるべきだ、と彼は考え、取り組んだ。
アイデアが、あたらしい物理学の地平を切り開くとすると、それはあながち一部の専門家だけのものではないだろう。ぼくら、素人の発想が大きな一歩となるかもしれないのだ。
物理学に限らず、世界は僕らのアイデアを、首を長くして待っているのかも知れない。
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