2003年1月5日(日)
■雪とともに新年■
■雪とともに新年■
新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
もう少し早く、このコラムを書きたかったのですが、ついつい酒を飲みすぎました。ご挨拶が遅れましてすみません。

さて信州の新年は、天気に恵まれ、大変すがすがしくおめでたい幕開けとなりました。しかし、夜には雪が舞い始め、どとまることを知らず、2日の朝は、早朝から雪かきに追われました。2日は書初めといいますが、筆ではなく、雪かきのかきぞめになってしまいました。
そこで、今回のお題は「雪」。

雪は、漢字で「雪」と書きます。どうしてこんな字なのか調べてみると、「雨+彗(すすきなどの穂でつくったほうき、はく)」の会意文字らしいです。
でも僕は、雨の下の『ヨ』が、しんしんと降り積もり、雪が重なってゆく様を表しているように思えます。雪はしんしんと音もなくいつまでも降り積もるのです。そんな感じがしませんか?
今度は、『ゆき』という音に注目してみます。『ゆき』は、『行き』です。時間がゆっくりと行過ぎるのです。時間が止まったかの風景の中で時間は確かに刻まれているのです。
また『幸』も『ゆき』と読みます。雪は、何かしら暖かな幸せなイメージを持っています。「犬は喜び庭かけ回る」といいます。子供だって、雪の朝は、喜んで雪と戯れています。空からの思わぬ贈り物に、とにかく楽しそうです。
そんな風に僕なりにこじつけてみました。(断っておきますが、学問的な裏づけはまったくありません。これは、僕の独断であることをお断りしておきます)

そこで、一句。
「行きし日に初春の雪幸多し」
(ゆきしひにはつはるのゆきさちおおし)

いい気になって、こんなことを書いてしまいましたが、豪雪で苦労を強いられている方々には、深くお詫び申し上げます。
皆様にとって今年が意義深い1年になることをお祈り申し上げます。
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