2003年1月22日(水)
■ぼくの弁当奮闘記-初日編■
■ぼくの弁当奮闘記-初日編■
午前11時を回ったころ。授業中の僕は、ドアをノックする音で、振り向いた。
そこには、見知らぬうら若き女性が・・・もしや、と思って近づくと、案の定、給食センターの配達員だった。
彼女の手から、渡された弁当。しっかりした容器だ。もちろん中身は見えない。その場で、21枚つづりの食券を購入して、代金を支払った。彼女は、帰っていった。
授業終了後、僕は、さっそく昼食をとることにした。たかが昼食にワクワクするのは、初めての体験かもしれない。はやる気持ちを抑えながら、僕は、ドアをオープンして、その中に白い物体の入った容器を入れ、タイマーを2分にセットした・・・

ここで、少々説明をしておこう。
私は、今回の昼食の手配に関して、ある秘策を練ってあったのだった。それは、「おかずのみ」作戦と呼ばれる。つまり、手配したのは、おかずのみで、ご飯は頼まないという、名前そのまんまの作戦なのだ。それでは、ご飯はどうするのか?食べないのか?
違うのである。食べるのだ、ちゃんと。それも、ほかほかの湯気の立っている温かな白米を。
”電子レンジの使用”。これこそが、この作戦のまさに生命線なのだ。白米は、自宅から、タッパにつめて持参し、昼食時にレンジで温めて食べるのだ。これによって、心の中まで温かな昼食を格安で摂取することが可能になるのだ。

・・・2分後、電子レンジの代名詞ともなったあの「チーン」の音とともに、僕の目の前に湯気を立てた白米が現れた。さあ、いまにでもすぐ食べてくれ、と言わんばかりに。
白米をテーブルに置いて、僕は、おもむろに先ほど届けられたおかずのふたを開けた。さあ、ご対面だ。
充実している。全12品。少量ずつだが、それでいい。食べすぎは、今年の目標に反する。野菜が多いので、カロリー面でも、多分合格だろう。僕は、箸を伸ばした。
おいしい。おかずは冷え切っているが、それを補って余りある白米の熱き情熱。オー!トレビア〜〜ン。すべてきれいに平らげてしまった。
こうして、僕の休職生活、いや給食生活第1日は、至福の喜びのうちに幕を閉じたのだった。


きれいに平らげられた弁当箱。明日のおかずは何だろう?楽しみだ。
ちなみに、電子レンジは、自宅の物置に眠っていたものを引っ張り出してきたわけで、1991年製の古参兵です。まだまだ現役でがんばってくれよ!!
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